「童心」を取り戻す!

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世間や常識に縛られる大人たち

 私たちは、時間をかけて様々なルールやふるまい方を身に付け、大人になっていきます。もちろん、これらルールやふるまい方などは他人と関係を持ち生きていくうえで必要なものです。ただ、「常識」や「世間」は時に私たちの行動を限定させ、本心を押さえつける厄介な代物にもなりがちです。

私が今まで見聞きしてきた「常識」「世間」
  • 大学に行かなければ人生が苦しいものになる
  • 偏差値の高い大学に入らないとダメ
  • 嫌なことも我慢してやらないと生きていけない
  • 危険を冒すな。安定をとれ。
  • 自分のためでなく、他人のために働くことが大事
  • 周りの空気を読んで行動する
  • 大多数の意見に反対すれば潰される
  • 失敗しないことが大事
  • 目的をもって計画を練って行動しろ

 上にざっと私がこれまで触れてきた「常識」「世間」を挙げました。このような常識・世間に振り回されず、自分の本心に従って生きていくためには、童心を忘れないことが大切です。

こどものこころは縛られていない

 こどもは遊ぶとき、遊びだけに没頭し、余計なことは考えません。
かくれんぼをしている時に「こんなことをしていて将来路頭に迷わないかな」とか、「なんで俺はおにごっこなんてしているんだろう?」などと考えることはおそらく無いでしょう。かくれんぼならかくれんぼ、おにごっこならおにごっこに全力で集中し、楽しみます。そこに、意味とか目的とか、打算的な考え等はありません。
 こういう、こどものこころ、童心が、本当に大切だと思うのです。今に集中し、やりたいことをやり、本心に従って生きるこころ。周りの意見に合わせて生きることが尊い場面もあるでしょうが、自分の本心を封じ込めて生きていても虚しいだけでしょう。「俺はなんのために生きているの?」と、なりかねません。
 ただ、こう考えて実際に自分の本心にしたがって生きられれば良いのですが、事態はそう簡単ではありません。

「常識」の呪縛は結構強い

 

「常識」は結局ひとつの価値観に過ぎない

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